鍼灸を含めた東洋医学では、特に指先や手の感覚を非常に大切にしています。
私が鍼灸師になったとき、「指と手は何よりも大事にしなさい」と言われました。
前回に引き続き『気』についてお話していきます。
前回は『気』とはどういうものなのか、『気』にはどんな種類があるのかについて話しました。
今回は『気』の働きや、『気』に異常が起きたらどうなるのか見ていきたいと思います。
東洋医学の『気』って聞いたことはあるけど、「実際は何なの?」と思っている方は多いのではないでしょうか?
今回は、その『気』に焦点を当てて話していきます。
『気』は西洋医学には無い、東洋医学独特の考え方です。
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東洋医学では、古来から月の満ち欠けと人体に起きる現象に関連があると考えてきました。
例えば女性に毎月訪れる月経もその一つです。
名前も「月経」と「月」を「経(へ)る」と書きますよね。
他にも月の影響を受けることはたくさんあるのです!
早くも鍼灸院を構えて一月半経ちました。
もちろん初めて鍼灸を受けるという患者さんもいらっしゃいます。
なので鍼灸にも関わる『東洋医学』についてお話しようと思います。
また危険な暑さが戻ってきてしまいましたね。
先日ある患者さんから「寝るときに何故かバンザイしてしまうんです」という話を聞きました。
仰向けの状態で、本当に腕をしっかりと上げて寝ているそうです。
梅雨直前(5~6月頃)や台風(8~9月頃)の季節は気圧の変化が大きいためか、体調を崩してしまう方がよくいらっしゃいます。
多いのは頭痛や全身の重ダルさや関節の痛みなどです。
なんでこういった事が起こるのでしょうか?
ならないためにはどうすればよいのでしょうか?
東洋医学では西洋医学とは少し違った考え方をします。
ただし根本的に違った考え方ではなく、東洋医学独特の言い回しをすると言った方が正しいでしょうか。
その独特の考え方の一つに『気』、『血』、『水』があります。