白湯で朝のダルさ対策!(西洋医学)
前回、朝起きたときにダルさを感じたり、身体が重く感じたりするのは陰気と陽気の問題だと話しましたよね。
そしてその対策として、お白湯で陽気を強く働かせてあげればいいのだと話しました。
今回はそれを西洋医学でみていきましょう!
前回は東洋医学の言葉での説明だったので、あまり聞き慣れない言葉が多かったかもしれませんが、「へーそうなんだ」と思っていだけていれば幸いです。
今回は西洋医学の言葉でご説明いたします。
西洋医学なので、しっかりと科学的根拠もありますよ!
まず「朝起きたときにダルさを感じたり、身体が重く感じたりする」という状態をご説明いたします。
この現象にはちゃんと名称があり『睡眠慣性』と言います!
睡眠慣性を引き起こす理由はいくつか考えられるのですが、恐らく現代社会で一番多い理由は睡眠不足だと思います。
人は眠りに入るとき体温(深部体温)が下がり、目が覚めるときに体温が上昇します。
そのまま一番活動量の多い昼過ぎくらいまで体温が上がり続けて、活動量の少なくなる夜に向けて夕方くらいから体温が徐々に下がり始めます。
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そうです、人は体温で活動できるかどうかが決まります。
そのため、元々体温の低い方は、それだけでも本当はツラいのです(その身体に慣れてしまっていて分からないだけで)。
睡眠慣性によって朝のダルさを感じる方は、寝不足が原因で体温が上昇しきっていないことが非常に多いです。
さて体温の話になりましたが、ここでお白湯の登場です。
お白湯は人の体温よりも高いので、お白湯を飲むことで、上昇しきらなかった体温を無理やり上げてあげるのです。
ちなみに体温を上げる方法は他に↓↓のような方法もあります。
- 起きてすぐに日光を数分間浴びる
- 朝食を摂る(可能な限り固形物を噛んで食べる方が良い)
今回は朝のダルさに対する対策を西洋医学的にご説明いたしました。
なんだか前回の東洋医学のときの陰気と陽気に似ていますね。
昔の人はここまで考えていたのでしょうか…もしそうだとしたら驚きです。
東洋医学には、詳しく調べると現代の医学の言葉で言い換えることできるものが非常に多く、ただの神秘ではなく科学なんだなと感じます。
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